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大隅・高隈山岳

豊かな自然に恵まれた…大隅・高隈

   鹿児島県の右側に位置する大隅半島にそびえたつ高隈山は鹿児島県で屋久島、霧島山に次ぐ高山です。
 
   標高 1,237 メートルの大箆柄岳(オオノガラダケ)を主峰に、1,000 メートルを超える七つの峰が連なり各方面からの縦走路が開けています。

   大箆柄岳の「箆」は「スズダケ」の意味で地元では柄(ガラ)とも呼び以前一帯でスズダケに覆われていたことに由来します。
   また地元では大箆柄岳のことを本岳とも呼び霧島山と並び称せられた古くからの霊山で集験道の本山として山伏たちの修行がなされていました。
 
   江戸時代に入ると民衆が講中を組んで岳参り(タケメイ)が盛んになりました。そのなごりとして各峰には今も多くの石祠が残されています。高隈山の中心に位置する妻岳は昔はスマン岳(須磨嶽)と呼ばれていました。
   「スマン」の語源は当地の方言で「角」「隅」のことを「スマ」と呼び、発音では「スマン」になります。地形的に鹿屋・垂水の隅(スミ)に位置することに由来します。その麓の峠がスマン峠です。
 
   明治35年測図の高隈山地図に「熊原官林」と記されていることから当時の高隈山は想像を絶する原生林であったと思われます。また本山から北東に位置する大崎町野方から見上げる高隈連山は鷹が羽根を広げたように望まれ、太古の時代、南九州の山々に住みついていたとされる「熊襲」の勇ましい情景が連想させられます。
 

高隈山の地名由来

   「熊」「隈」「嵎」「隅」はクマ、スミ、ワイとも読み、山や川が弓の曲りとなり奥まって隠れた所を言い、高隈山の地形が弓のごとく曲り「日の出づる」所の高き山を言います。矢の矛が御岳でその先が日の出づる所。
   こうした地名は大陸の学問を学んだ仏教信者によって名づけられたと考えられます。大隅の地名も同様に地形が弓のごとく大きく曲がっていることに由来していると考えられます。
 
 

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