戦争遺跡平和学習
鹿屋と戦争の歴史を知る
太平洋戦争が始まり、戦後が始まった地「鹿屋」
戦時中、鹿屋には3つの飛行場(笠野原・鹿屋・串良)がありました。
なかでも鹿屋基地は海軍の主力基地で、昭和16年には真珠湾攻撃の作成計画が練られた「鹿屋会談」が行われた基地としても知られています。
また終戦後の昭和20年9月4日には、鹿屋の金浜海岸に進駐軍が本土初上陸を果たしました。これらのことから、鹿屋は「戦争が始まり、戦後が始まった場所」として歴史に名を刻まれています。
「戦争」と鹿屋、そして「戦後」へ
鹿屋は、日本で最も多くの特攻隊員が飛び立った地域です。
鹿屋にあった3つの飛行場
特攻隊の出動
鹿屋基地関連年表
昭和11年 4月 1日
| 海軍鹿屋航空隊 開隊
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昭和12年 8月14日~
| 上海渡洋爆撃
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昭和16年 2月
| 「鹿屋会談」
鹿屋基地内1ビル内で真珠湾攻撃作戦が練られる。 |
昭和20年 2月10日
| 特攻作戦を指揮する第5航空艦隊が編成され、鹿屋に司令部が設置される
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昭和20年 3月11日
| 鹿屋より初めて特別攻撃隊が出撃
梓特別攻撃隊 銀河24機がウルシーの米海軍拠点を攻撃 |
昭和20年 3月18日
| 鹿屋が初めて空襲を受ける
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昭和20年 3月21日
| 神雷部隊が鹿屋基地から初出撃するも約160人が全滅
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昭和20年 4月 6日~
| 菊水作戦が開始
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昭和20年 6月21日
| 神雷部隊桜花隊が最後の出撃
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昭和20年 6月26日
| 鹿屋基地から最後の神風特別攻撃隊第3白菊隊が出撃
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昭和20年 8月15日
| 終 戦
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昭和20年 9月 3日
| 進駐軍シリン大佐率いる先遣隊が鹿屋基地に到着
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昭和20年 9月 4日
| 進駐軍本隊が高須の金浜海岸に本土初上陸
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昭和29年 7月
| 海上自衛隊鹿屋航空基地が開隊
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平和学習プログラム
戦跡フィールドワーク
平和学習ガイドがバスごと(クラスごと)に1名添乗し、戦争遺跡や車内にて80年以上前の史実や歴史をご案内し、生徒様一人ひとりが戦争と平和について考える機会を提供します。
【受入人数】最大8クラス(バス8台)まで
【受入期間】通 年
【所要時間】2時間半~3時間半
【受付時間】9:00~17:00
【料 金】有 料
【対 象】小・中・高校生
2~3クラスごとに分かれて、ローテーションを組んで見学する形が主流です。
例:グループA 戦跡 ⇒ 鹿屋航空基地史料館 (別施設のため、要予約)
グループB 鹿屋航空基地史料館 (別施設のため、要予約) ⇒ 戦跡
複数コースをご用意しておりますので、お問合せください。
戦争遺跡は以下の4か所を含め、計7か所です。
鹿屋航空基地史料館見学
旧海軍からの海軍航空に関する史料館で、2階では復元された零戦や特攻隊に関する資料を見学することができます。
【場 所】鹿屋市西原3丁目11-2
【ガイド】館内スタッフ
【受入人数】80名 【受入期間】通年(年末年始を除く)
【所要時間】60分~ 【受入時間】9:00~17:00(最終入館16:30まで)
【料金】無料 【トイレ】有
【お問合せ】TEL&FAX 0994-42-0233